よくある質問

内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)について

胃カメラは事前診察がいりますか?

胃カメラは基本的に事前診察は必要ありません。Web予約もしくはお電話にて予約していただき、チャット問診を回答の上予約日にご来院ください。
例外として、血液サラサラの薬を飲んでいる方、糖尿病の薬を飲んでいる方は薬の調整が必要になりますので、一度来院されるか、お電話していただくようお願いしております。

「内視鏡検査は実際どのくらい痛いのでしょうか? すこしでも楽に検査を受けるためにはどうしたらよいのでしょうか?」

痛みの感じ方は人ぞれぞれで、「これだけ痛い」と数値などではっきり表すことはできません。しかし、口や肛門からある程度の太さのカメラを入れるわけですから、何も感じないことはないので、検査時には入り口に部分麻酔をします(うがい・スプレーによる咽頭麻酔や、肛門に麻酔ゼリーを塗る)。当院ではさらに、うっすら眠るくらいの鎮静剤を使って検査を行います(静脈麻酔)
内視鏡がある程度入ってからは、痛いというよりは「何か入っている」といった異物感や、ものが詰まったような感じがします。また、観察しやすくするために空気を送って胃腸をふくらませるので、おなかが張った感じがあります。
楽に検査をする良い方法のひとつは、検査を受けるにあたって、体調を整えておくことが大切です。また、緊張していたり、不安な状態だと、些細なことでも敏感に反応してしまうので、十分にリラックスすることも大切です。安心感をえて良い状態で検査にのぞむためにも、検査前に説明をよく聞くことも重要でしょう。

「内視鏡でがんを治すことができるのでしょうか?」

内視鏡と処置具を使ってガンの治療(切除)を行うことはできますが、治せないがんもあります。ごく早期のガンであれば、内視鏡での治療(根治治療・治癒切除)が可能です。
これが「ガン治療は早期発見との闘い」と言われるゆえんです。

「妊娠中・授乳中ですが、胃カメラ・大腸カメラ・大腸ポリープ切除は受けられますか?」

妊娠中の方は内視鏡を行っておりません。
授乳中の方は内視鏡は可能です。ただし、検査時に使用するお薬に制限がありますので、事前に医師と相談が必要です。また、ピロリ菌の除菌治療では、抗生剤の内服が必要になるため、授乳を終了してから除菌治療を開始致します。

「胃透視検査と胃カメラのちがいは?」

胃カメラでは、咽頭、喉頭、食道も観察することが可能であり、胃ガン、食道ガンの早期発見に優れています。また、病変が見つかった場合は組織を採取(生検)し顕微鏡で調べる(病理検査でガンの診断がつく)ことも可能です。
さらに、胃カメラを施行し、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎(慢性萎縮性胃炎)と診断されれば、ピロリ菌検査・除菌治療が保険診察で行えます。現在、胃透視検査ではピロリ菌の検査は保険診療では行うことができません。

内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)の費用はどのくらいかかりますか?

使用する薬剤の種類や、追加検査・治療(生検、大腸ポリープ切除)の有無、初診か/再診か・・・などにより、お値段は前後しますが、詳細はこちら(https://www.kiyama-naishikyou.jp/gastroscope/#a07 https://www.kiyama-naishikyou.jp/colonscope/#a06 )をご参照ください。

胃カメラ・大腸カメラはどれくらい時間がかかりますか?

検査の所要時間は胃カメラ10分程度、大腸カメラ20分程度ですが、鎮静剤を使用する場合は検査終了後、約30分〜1時間ベッド上で休んで頂き診察後帰宅となります。個人差はありますが、胃カメラの院内滞在時間は約2時間程度です。大腸カメラでは朝来院後から下剤を内服後、正午過ぎからの検査となるため、帰るのは14時~16時くらいになることが多いです。検査当日は余裕をもっての時間調整をお願いしております。

胃カメラ・大腸カメラ後の検査結果や採血などの結果を、電話で聞くことは可能ですか?

原則、電話での結果説明は行っておりません。
保険診療では、検査結果はご本人様に受診して頂き、医師より直接説明を受けること(対面診療)が基本とされています。例外として、やむを得ない諸事情(海外などの遠方への長期出張、ご両親の介護、県外などの遠方在住・・・など)によっては、この限りではありませんが、そのようなケースでご本人の来院が難しい場合も、ご家族・親族の方などに代理受診して頂き、その方へ直接説明するケースの方が多く、お電話で結果説明することは実際にはほとんどありません。

経鼻内視鏡検査は行っていますか?

いいえ、当院では経鼻内視鏡検査は行っておりません
口からではなく、鼻から挿入する経鼻内視鏡は「苦痛が少ない」「会話しながら検査できる」などの利点から一時的に脚光を浴びた時期がありましたが、それも一昔前の話で、実際には画面が暗く粗いために早期癌の発見率が著しく低いことなどから、内視鏡専門医の間では推奨されていませんでした。加えて、現在、当院では「鎮静剤」を使用した苦痛のない内視鏡検査を行っているため、患者さまからは「経鼻内視鏡よりもはるかに楽だった」とのお声を頂くに至っています。つまり、現状では「経鼻での胃カメラ」を選択するメリットが乏しいため、当院では行っておりません。
ただし、2020年4月に全国に発売されたオリンパス社の経鼻内視鏡「GIF-1200N」は現存のカメラの中でも圧倒的に細いにもかかわらず、その解像度・操作性・調光システムなどの性能が非常に良いため、当院でも採用していますが、当院では「経鼻」ではなく、「経口(口から)の胃カメラ」の際に使用しており、こちらも非常に好評を頂いています。

検査時に胃・大腸ポリープがあれば、その場で治療してもらえますか? 痛くないですか?

大腸ポリープの多くは「腺腫」といって大腸癌の原因となることが多いため、当院では、日帰りで大腸ポリープ切除を行っていますが、あくまでも小さく、数の少ないポリープを対象としています。複数の病変を切除すると、その数に比例して合併症リスクも増加するため、入院施設のない当院では、原則、一度に治療するポリープは1-2個までのことが多いです。治療をした際には治療後の絶食、安静が必要となります。尚、ポリープ切除術は充分に注意して行いますが、重篤な偶発症として、出血(血が出る)・穿孔(腸が破れて穴が開く)等の可能性があります。その際は、入院加療が必要となるため、適切な医療機関をご紹介させていただきます。
胃ポリープについては、ほとんどの場合、切除しないで良いようなポリープが多いため、その場で切除治療することはほとんどありません。
また、胃や大腸の粘膜には知覚神経がありませんので、内視鏡でポリープを切除する際の直接的な痛みはありません。

内視鏡検査の前後に食事制限がありますか?

はい、あります。

<胃カメラ>
検査前日は20時までには夕食(消化の良いもの)をすませ、絶食が必要です。また、胃の手術後や、以前の胃カメラ検査時に食事が残っていた・・・というような患者さまにおきましては、前日17時までに食事を済ませておいて下さい(食事が残っていると、せっかく検査しても見えない部分が多くなり、詳しい検査ができません)。検査前の2時間前までは、お水・お茶は飲んでも大丈夫ですが、牛乳・コーヒー・色のついたジュース類などは控えてください。検査後は、のどの麻酔がのこっていますので1時間くらい、また鎮静剤を使用した場合は十分に目が覚めるまでは飲食禁止です。組織採取など何らかの処置をした場合などは、医師の指示に従うようにしてください。

<大腸カメラ>
大腸の検査の場合、大腸の中を空の状態にしておかないと(便を出しきる)カメラが入いりにくく、検査時間が長くなり大腸癌やポリープなどの病変も見逃すことにつながり、治療も難しくなります。 通常は食事(検査食/消化の良いもの:お米・うどん・パン・お粥・白身魚・鶏肉・豆腐など)は遅くても20時くらいまでにすませ、絶食して下さい。消化されにくく残りやすいもの(野菜・果物・繊維系・きのこ類・海藻類・そば・こんにゃくなど)は控えてください。お水・お茶は脱水を予防するためにも十分にお飲みください。検査後は、少し休んでからお帰りいただきます。ポリープ切除・生検など、何らかの処置をした場合は、医師の指示に従うようにしてください。

<お薬について>
食事以外に制限されることとしては、お薬があります。どのような薬を飲んでいるか、事前に確認されますが、内視鏡検査に影響するようなお薬(抗凝固薬:血をサラサラにする薬)は、検査の数日前から飲むのをやめてもらうこともあります。やめることができないお薬(糖尿病など)は、服薬時間に合わせて検査の時間を決めます。
鎮静剤を使った場合、覚醒が不十分だと帰り道に危険なので、車の運転や危険な作業などの制限もあります。
安全な内視鏡検査のためにも、検査前の説明をよく聞き、疑問や質問はきちんと医師に尋ねておきましょう。なにか注意事項があれば、それをしっかりと守ってください。

胃カメラと大腸カメラを同時に検査(同日上下セット検査)することはできますか?

いいえ、できません。

現在、厚生労働省管轄の九州厚生局の意向で、“保険診療”での胃カメラ+大腸カメラの同日検査は行っておりません自費・人間ドックでのみ行っております。ただし、治療適応の大腸ポリープが見つかった場合は、大腸カメラは大腸ポリープ切除手術(保険診療)に切り換えになりますし、胃カメラ時にピロリ検査や病変からの生検(組織採取)など行う場合も、保険診療での上乗せとなります。詳細については、当院ホームページ内の人間ドックページをご参照下さい(https://www.kiyama-naishikyou.jp/dock/

健診の胃カメラ時にピロリ菌:陽性と診断された場合、除菌治療のみを保険診療ですることはできますか?

はい、できます。
その際は「健診の胃カメラの診断結果、所見用紙」を必ず持参されてください。
ほかの施設で6ヶ月以内に検査を受けていれば、保険適応となります(その場合、検査を受けた施設名・日付が必要になりますので、あらかじめご用意ください)

「大腸ポリープが見つかった場合、その場で治療してもらえるんですか? ポリープを切るのって、痛くないんですか?」

当院では、日帰りでポリープ切除を行っています。あくまでも小さく、数の少ないポリープを対象としています。治療をした際には治療後の絶食、安静が必要となります。尚、ポリープ切除術は充分に注意して行いますが、重篤な偶発症として、出血(血が出る)・穿孔(腸が破れて穴が開く)等の可能性があります。その際は、入院加療が必要となるため、適切な医療機関をご紹介させていただきます。
また、胃や大腸の粘膜には知覚神経がありませんので、内視鏡でポリープを切除する際の直接的な痛みはありません。

「大腸ガンは大腸のどのへんによくできるんでしょうか?」

大腸ガンの特徴として、下の方(肛門近く)に多いということがあります。直腸・S状結腸だけで約7割を占めます。そのため、以前はS状結腸までしかカメラで見ない、という施設もありました。しかし、逆に言えば30%(3人に1人)でそれより奥にガンが隠れているということです。
その1人にならないためにも、当院では全大腸検査(いちばん奥まで見る)をお勧めいたします。

「どんな症状があれば大腸カメラを受けた方がいいんですか?」

便に血が混ざっている、最近便が細くなった、便秘がひどくなった、便秘と下痢を繰り返すなどの症状がある方や、大腸がんの家系でご心配の方、または便潜血検査(大腸がん検診)で陽性になった方は、一度ご相談ください。

「大腸カメラを受けるのに抵抗があるのですが・・・。」

まずは大腸がん検診を受けましょう。 市町村でも大腸がん検診を行っていますが、具体的には便潜血検査といい、大腸がんを発見するために便の中に血が混ざっていないかを調べる検査です。
当クリニックでも便潜血検査は受けられますので、まずはその結果をみてから、大腸カメラまで受けるかどうかを検討して頂いてよいかと思います。

「大腸カメラで、お尻が見えてしまうのが、恥ずかしいのではないかと心配です。何か配慮はされているのでしょうか?」

大腸カメラ検査では、肛門からカメラを入れるため、特に女性の方は抵抗感を持たれることが多いようです。しかし、それが原因でがんの発見が遅れた、ということになれば悔やんでも悔やみきれないことになります。といっても、病院とはいえ人前でお尻を出すことは、誰でもやはり恥ずかしいものです。私でも嫌です(笑)。ですから、検査する側もその点には十分な配慮を払っており、検査着には工夫がこらしてあります。
大腸カメラを受けるにあたって、あらかじめ特別なトランクス型の紙パンツに履き替えていただきます。このパンツには、ちょうど肛門の部分に縦の切り込みが入っています。そこを通してカメラを入れられるようになっているわけですから、お尻を出すことなく検査が受けられ、女性の方でも恥ずかしい思いをすることはありません。
また、内視鏡検査は、密閉された空間で行われるため、他の患者さんに見られる心配もありませんし当院では前処置(下剤内服・排便)から、トイレ付の個室を用意しており、内視鏡室への移動時にもほかの患者さんとはしきられるよう、プライバシーに配慮しております。

健診で便潜血検査が陽性と指摘されたのですが、精密検査はどのような検査になりますか?

便潜血:陽性となった方は大腸カメラによる精密検査が必要です。
ある研究では便潜血:陽性の約2%に大腸癌が見つかったとされていますが、癌がなくても、約半数の方に大腸ポリープ(大腸腺腫:大腸癌の原因の99%を占める)が見つかるとされています。実は、この大腸癌の主要因である大腸ポリープを癌化する前に取ってしまうことが、最も確実な大腸癌の予防法になります(詳細は当院ブログを参照https://www.kiyama-naishikyou.jp/igan-daichougan-3/)。  統計上、大腸癌の約3割はこの便潜血検査をキッカケに見つかっているにも関わらず、便潜血:陽性の方のうち、大腸カメラまできちんと受ける方はいまだに約半数(55%)程度というのが現状です。 「大腸癌は早期発見できれば死なないガン」ですから、繰り返しになりますが、便潜血が陽性(たとえ1回だけでも)の場合は、必ず大腸カメラを受けましょう。

大腸カメラ当日の下剤はどこで飲むのですか?

当日の下剤内服の場所は自宅、もしくは院内のどちらかをお選び頂けます。
院内の場合、トイレ付の専用個室を設けております。
また、年齢・病状や全身状態などによっては、こちらからどちらかを指定させて頂く場合もございます。

大腸ポリープ切除(日帰り)は「日帰り手術」として生命保険会社に申請できますか?

はい、できます。
「日帰り」の「内視鏡手術」という扱いになるため、申請可能な保険会社が多いですが、内容(金額や条件、必要書類など)は保険会社により異なりますので、よろしければ、大腸カメラの検査前にご自身が加入されている保険会社に直接お問合せ頂いておくと、もし仮にポリープが見つかり、その場で切除治療を受けることになっても、その後の手続きなどがスムーズだと思いますので、事前のお問合せ・ご確認をお勧めします。 ちなみに、当院は入院施設ではないため、「日帰り入院手術」では申請できません。

外来について

来院時(初診時)に必要なものはありますか?

保険診療を行うにあたっては、「健康保険証」が必ず必要となりますので、ご持参ください。
また、健診異常で二次検査をご希望の方は「健診結果票」が必要となります。
その他、「おくすり手帳」や他院からの「紹介状」をお持ちの方も、ご持参の上、来院時に受付へご提出ください。
当院は予約優先のため、ホームページから予約していただき、来院までにチャット問診を答えていただいておくと当日の対応がスムーズになります。

「胃腸・内視鏡内科と出てますが、風邪や頭痛などで受診してもよいのでしょうか?」

おなかや消化器系の悩みだけでなく、風邪・発熱・からだの痛み・ちょっとした健康相談など、何科にかかればよいかわからないときの初診にも、ぜひ、ご利用ください。
地域のかかりつけ医として、できるかぎりの対応をし、必要に応じて適切な専門医療機関をご紹介いたします。

「痛みや自覚症状のない場合でも、検査を受ける必要があるのでしょうか?」

結論から申しますと、私は自覚症状がないうちにこそ、検査をお勧めいたします。 自覚症状がない場合でも、身体の中にはがんなどの異常が発生し、ひそかに進行している場合は多いものです。また、そうした身体の異常を解決するためには、どれだけ早期に異常を発見して治療を行うことができるかにかかっています。
また、症状が現れたとしてもがんに特有の症状はありません。痛みや自覚症状が出てからでは、かなり進行してしまっているケースが多く、内視鏡はおろか、手術もできない場合も多々あります。私は勤務医時代にそのようなケースをたくさんみてきました。私たちも万能ではありませんので、検査を受けて頂かないことには、診断も治療も、疑うことすらできません。

ですから、まずは無症状のうちに、つまり、普段から定期的な血液検査・内視鏡検査などを受け、身体の異常をできるだけ早期に発見することが望まれます。

保険証がなくても診察は受けられますか?

保険証申請中などで保険証をお持ちでないかたは、基本的に自費でのお支払いとなります。診察は受けて頂けますが、当日は10割負担でのお支払いとなり、後日、保険証と領収証をお持ち頂いた際に差額分をお返し致します。

予約について

診察の予約は必要ですか?

当院は令和3年1月より予約優先制(ホームページからのネット・LINE予約)になりましたので、基本的にはご予約頂いてからの来院をお願い致します。
なお、副院長(清太郎Dr)の診察については、今後も予約優先制ではなく、従来どおりの受付順です。

内視鏡検査は予約制ですか?

基本的には胃カメラ・大腸カメラとも予約制です。
急な症状がある場合や、医師により急を要すると判断された場合、当日に胃カメラをすることも可能ですが、当日の予約状況によっては、待ち時間が発生する場合がございますので、「予約なしの当日胃カメラ」をご希望の際には、必ず、来院前にお電話でお問い合わせください。

Web予約・LINE予約は何日前までできますか?

外来予約前日24時まで、胃カメラ前日20時まで、大腸カメラ2週間前までとなっております。
それ以降の予約はお電話にてお取りできますので、診療時間内にお電話ください。

土曜日の診療時間がよくわからないのですが? 午前中だけのようですが、胃カメラ・大腸カメラはできないんですか?」

土曜日は9:00-14:00までの診療時間ですが、平日お仕事でなかなかお休みが取れない方は土曜日に検査を希望される方が多いため、胃カメラ・大腸カメラの検査は夕方まで行っています。胃カメラ・大腸カメラは、Webからも予約することができます。ぜひ、ご利用ください。

特定健診の予約は必要ですか?

いいえ、特定健診の予約は必要ありません。
当日絶食の上、「受診券」と「保険証」を持参し来院ください。
なお、当院では全国協会けんぽの特定健診と佐賀県国保の特定健診に対応しております。

基山町の人間ドックは予約が必要ですか?

はい、必要です。
お電話でご予約いただき、検査の事前説明がありますので、ご予約日の1週間前までに一度ご来院ください。

就業時健診・企業健診は予約が必要ですか?

はい、必要です。
お電話でお問合せください。
また、企業さま向けの健診も受け付けておりますので、随時、ご相談ください。

健康診断について

「会社の人間ドックで再検査と言われたのですが、こちらで検査できますか?」

人間ドックの再検査(二次精密検査)も承っております。そのほか健康診断で高血圧・脂質異常症(高脂血症)・高尿酸血症や、腹部エコーで異常があった時にもご相談ください。
また、一般健康診断を受けることも可能です(健診メニューをご参照下さい)。

腹部エコー以外の心臓・甲状腺・頸動脈・乳腺などのエコー検査は予約が必要ですか?

はい、必要です。
当院では、エコー専門技師による精密検査を週に1度行っておりますが、「完全予約制」となっておりますので、詳しくはお問合せください。また、1度に複数部位のエコー検査は行えませんので、複数部位の検査をご希望の方は、2か所目以降の検査は翌月以降でのご予約となります。

その他

「車で行きたいのですが、駐車場はありますか?」

約20台分以上の駐車スペースがございます。
ただし、鎮静剤を使用した無痛内視鏡検査をご希望であれば、ご自分での運転はできませんのでご注意ください。
※原則、自家用車・バイク・自転車をご自身で運転して来院された場合、鎮静剤使用はできません

在宅・訪問診療をお願いしたいのですが、どうすればよいですか? また、訪問診療は24時間体制ですか?

当院では在宅・訪問診療も行っておりますので、受付にてご相談ください。

「お薬は院内処方ですか?」

院外処方(医薬分業)です。 クリニックのとなりの「くらの薬局」や、数か所で処方していますので、受付にご相談ください。

「一般的に内視鏡をあつかう医師は、特別な免許や研修を受けているのですか?」

医師が内視鏡を使った医療を実施する場合には、医師としての資格以外の特別な免許等はありませんが、学会が定めた専門医制度があります。日本消化器内視鏡学会 、日本呼吸器内視鏡学会 、日本内視鏡外科学会 など、それぞれの専門分野で基準や規則を決めて、専門医を認定しています。
これらの学会では、広い知識や技能を備えた専門医を育成し、内視鏡医療の水準を高めるために、学会が試験を実施するなど、様々な指導や審査を実施しています。
私は日本消化器内視鏡学会の認定する消化器内視鏡専門医です。

「会社の検診(胃透視検査)で胃にポリープが見つかり、内視鏡で再検査しました。はじめから内視鏡検査をした方が二度手間にならずによいと思うのですが?」

現在わが国では、老人保健事業として40歳以上の方を対象に胃ガンや大腸ガンの集団検診が行われています。これには各市町村が行う住民検診と、職場で事業主が行う職場検診がありますが、膨大な人数の検査を効率的に、限られた時間で行う必要があります。
胃の集団検診では、まず問診と胃透視(造影剤によるX線検査)が行われ、その後、精密検査が必要な方に内視鏡検査を受けていただくことが多いようです。 しかし、おっしゃる通り、二度手間になることが多く、検査の精度としても、胃透視は内視鏡検査を凌駕するものではありません。そのため、当院では胃透視は行っておらず、はじめから内視鏡検査をお勧めしております。

「テレビなどで言われているように、大腸ガンって増えてきてるんですか?」

大腸がんは、がん全体の死亡者数順位においても、女性で1位、男性で3位(2009年度)と、胃がん・肺がんと共に上位にきています。

新型コロナウィルスへの感染対策はどのようなことをしていますか?

現在、すべての来院患者さまに対し、院外のテントにて検温・酸素飽和度測定・問診を行い、感染多発地域への渡航歴・移動歴や感染の疑いがある方との濃厚接触者はもとより、1w以内に37.0℃以上の発熱、風邪症状(咳・痰・咽頭痛・鼻水・頭痛・関節痛)、3日以上続く嘔気嘔吐・下痢症状、味覚・嗅覚異常、強い倦怠感、呼吸苦などがある患者さまは院内にはお入り頂かず、「電話診察」などで対応しています(車中・自宅からの電話でお話したあと、お薬を取りに来てもらうシステム。お薬は薬剤師が車まで届けますので、院内にも薬局内にも入る必要はありません)。また、院内では、マスクの着用・手指消毒・ソーシャルディスタンスの維持にご協力頂いています。
なお、内視鏡検査に関しては、現在、厚生労働省・日本消化器内視鏡学会が推奨するスタンダードプリコーションを順守し、徹底した感染防御の元、通常通り行っております。大腸カメラは完全個室管理、胃カメラも可能な限り個室管理とし、会計まで個室で行うため、受付終了後は他の患者様と接触する機会はほとんどございません。

キャッシュレス(クレジットカードなど)での支払いはできますか?

現在、当院では現金・PayPayでのお支払いが可能となっております。
また、内視鏡検査の会計に限り、クレジットカード(JCB、VISA、Master Card、AMERICAN EXPRESS、Diners Club INTERNATIONAL、DISCOVER)でのお支払い(1回払い)に対応しております。

他の検査(胃カメラなど)と特定健診を同日に行うことはできますか?

はい、できます。 しかし、基本的な考え方として、健診は「体調不良がない状態(無症状・平常時)に行い、病気の早期発見を主な目的とするもの」とされているため、平常時と異なる症状がある状態での特定健診はお勧めしておらず、後日、症状が改善してからの検査をお勧めしております。

いろいろな検査を組み合わせたオリジナルの健診(人間ドック)を受けることはできますか?

はい、できます。
当院オリジナルのドックメニュー(https://www.kiyama-naishikyou.jp/dock/)がありますのでご参照ください。なお、検査をご希望の際には、ご予約が必要となりますので、お電話でお問合せください。

症状もないし、医師の診察はなくていいので、いつものお薬だけもらえませんか?

当院では原則、診察無しでの薬剤処方は行っておりません。厚生労働省の規則において、診察無しでの薬剤処方は法的にも禁じられています(12条:無診察治療等の禁止)。特に症状のない定期薬処方のみであっても、全ての患者さまに対し、診察を行った上で処方する方針としています。

予防接種は受けられますか?

はい、ご予約にて受付けております。
なお、1歳未満の乳幼児の公費予防接種は行っておりません。
高齢者肺炎球菌に関しましては在庫があれば当日接種も可能です。

国から風しんクーポンが届きましたが予約は必要ですか?

いいえ、風疹抗体検査につきましては予約不要です。
封筒に入った「風しんクーポン」、「身分証(保険証等)」をお持ちの上、診察時間内にご来院ください。

内視鏡検査後に車やバイク・自転車の運転はできますか?

当院では、鎮静剤(眠くなるお薬)を使用した苦痛のない胃カメラ・大腸カメラを推奨しており、鎮静剤 の使用後は、原則、お車・バイク・自転車の運転はお控えいただくようお願いしています。
たとえば、仮に当日夕方にお子さんの送迎などがある場合には、他のご家族に運転手を代わっていただくか、タクシー(代行タクシー)やバスなどの公共交通機関をご利用ください。

ピロリ菌の検査にはどのような種類・方法がありますか?

ピロリ菌の検査には胃カメラ中に行う、「迅速ウレアーゼ試験」、「鏡検法」、「培養法」と、内視鏡を使わない 方の「尿素呼気試験」、「抗体測定(血液検査)」、「便中抗原測定」「尿中抗体測定」があり、それらのうち、当院では、迅速ウレアーゼ試験、鏡検法、抗体測定、尿素呼気試験に対応しています。 ただし、これらのピロリ菌の検査だけでは保険診療とは認定されないため、まず胃カメラを受ける必要があります(その時、同時に迅速ウレアーゼ検査するのが最も効率的です)。

ピロリ菌の除菌治療の内容を教えて下さい。

一般的に3種類の薬剤(抗生物質2種+胃酸分泌抑制剤1種)を朝5錠・夕食後5錠を7日間飲みます。
この1回目の治療で約90%が除菌できます。仮に、1回目の除菌治療で除菌:不成功の場合も、薬剤の内容を変更し2回目の除菌治療(2次除菌)を行えば、約97-98%までの除菌が期待できます。除菌成功率に最も直結するのはお薬の飲み方、と言われており、内服中は時間・量など、なるべく、推奨されている通りに内服するよう気をつけてください。予定通り、お薬を飲めた場合は、飲み終えてから2ヶ月後以降に菌が消えたかどうかの除菌判定検査を行います(絶食で来院ください)。
それでもピロリ菌が残ってしまった場合、3回目、4回目の治療に移行していくことになりますが、保険診療で可能なのは2次除菌治療までで、3次・4次除菌治療はすべて自費診療(診察・処方箋・薬剤料・除菌判定の検査料・・・などを含め、1回2万円くらい)となります。

妊娠中・授乳中ですが、胃カメラ・大腸カメラ・大腸ポリープ切除は受けられますか?

当院では妊娠中の方は内視鏡を行っておりません。
授乳中の方は内視鏡は可能ですが、検査時に使用するお薬(鎮静剤など)に制限がありますので、事前に医師と相談が必要です。また、ピロリ菌の除菌治療では、抗生剤の内服が必要になるため、授乳を終了してから除菌治療を開始致します。

生理は内視鏡検査に影響しますか?

生理は内視鏡検査に影響しません。どうしても気になってしまう方はタンポンをされている状態で検査を受けていただいても問題ありません。

ヘリコバクター・ピロリ菌についての質問集

※当院ではピロリ菌の検査・治療を推奨しております。
※私は日本ヘリコバクター学会の認定するピロリ菌感染症認定医です。

「そもそも、最近よく聞くピロリ菌って何?」

以前は、強力な殺菌作用を持つ胃酸があるため、胃内には、最近は存在しないと考えられていました。しかし、1982年に自分で胃酸を中和することができる特殊な細菌が発見されました(胃酸の中の尿素からアンモニアを作り出し、身のまわりの胃酸を中和する)特殊な細菌が発見されました。
その後、その細菌は胃・十二指腸潰瘍や、胃ガン発生にも大きく関与していることが証明され、注目を浴びました。

「どのくらいの人がピロリ菌に感染しているんでしょうか?」

日本人のピロリ菌の感染率は約50%、年齢別では「年齢-10%」程度だといわれています。 つまり、10~20代では10%以下、30代では20%以下、40代では30%以下、50代では40-50%以下、60代では50-60%以下、70代では70-80%以下が目安です。
高齢者ほど感染率が高いことがわかっています。(ヘリコバクター学会)

「ピロリ菌がいると、どんな症状がでますか?」

胃・十二指腸潰瘍・胃ガンなどができれば上腹部痛がでることもありますが、そのほかには特有の症状はなく、無症状のことも多いです。
最近では、胃もたれ・食後のおなかの張り・ゲップ・食欲不振・消化不良などの機能性胃腸障害(以前は自律神経失調症といわれていた消化器症状)の原因になっていることもわかってきています。
そのような症状があれば、ピロリ菌の検査・治療をお勧めいたします。

「ピロリ菌の検査はできますか? その方法は?」

ピロリ菌チェックは胃カメラの際に組織をとっての検査(顕微鏡での鏡検・迅速キット)、尿素呼気テスト(薬を飲んで息を吹くだけ)や、血液検査(抗体)、尿・便中抗原検査などがあり、当院でも検査可能です。
ただし、検査だけでは保険がきかないため、まず胃カメラを受ける必要があります(その時、同時に検査もできます)。
現在の保険診療制度では、胃カメラと同時に行えば、保険適応として検査可能です。胃カメラを希望されない場合は、保険がききませんので、自費診療となります。
ただし、胃カメラに関しては、ほかの施設で6ヶ月以内に検査を受けていれば、保険適応となります(その場合、検査を受けた施設名・日付けが必要になりますので、あらかじめご用意ください)。

「ピロリ菌の除去治療はできますか?」

当院では、ヘリコバクター学会の意向に基づき、胃ガン予防としてのピロリ菌の除去治療を強く推奨しています。胃・十二指腸潰瘍の既往や、胃カメラで慢性胃炎(胃が荒れている)・・・などと言われたことがある方はピロリ菌感染の可能性があります。
ピロリ菌は胃ガン発生の原因であることがわかっており、胃ガン患者の90%以上の方がピロリ菌に感染しているといわれており、ピロリ菌を除菌治療することで、胃ガン発生率を大きく下げることができます。

ただし、ピロリ菌が消えたからといって、もともとピロリ菌がいた方の胃ガン発生率がゼロになるわけではないため、除菌治療後も定期的に胃カメラを受けていく必要があります。
最近はピロリ菌除菌後の患者さんが増えてきましたが、それと同時に「ピロリ除菌後胃ガン」も多くなってきています。その多くは、除菌後にまったく胃カメラを受けていなかった方に多いと報告されていますので、除菌後の方も注意が必要です。

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